決断のとき

先日,辞表を出してきた。

会社が求める心理士像は,自分のやりたいこととかけ離れていた。
入社前にさんざんもめて,相談と検査が必ず出来ると約束されて入ったのに,
実際はまったく何もなかった。
訴えた私に「考えているから,大丈夫。」といいながら,
「とりあえず今の仕事を」とはぐらかし,
計画書を出したら「心理のことしか考えてないのか」と言われる。
そうだよ,だってあんたら心理士として雇ったんだろうが。募集要項読み直せ!!
と怒鳴りたい気持ちをしぼませて,
冷静に冷静に,心理士の働きを説明したけれど,まったく理解は得られず。
それどころか,「部屋がないと相談できませぇんってことか?」と茶化される。
向こうの求める仕事ばっかりやってても
自分の来年の姿も見えないし,ここでキャリアを積むことが出来ないなと思った。
しかも,挙句の果てには
「騙してはいないけど,騙されたとしても…騙される方も落ち度あるだろ」
と言い放たれる始末。
こんなところに来た私がわるうございました。
あんたらは福祉の専門かもしれんが,心理士の仕事を一ミリも知らないくせに
偉そうなことぬかすな!!!
と帰りの車で大絶叫。

翌日,何の未練もなく,さらっと辞表を出した。
直属の上司や先輩はとっても良い人で,
「あんな幹部で本当に申し訳ない。ひどい。」と泣いてくれた。
いえいえ,私はここであなた達と一緒に仕事ができて,勉強になりました。
9月末までの3ヶ月。学べることを学び尽くしておく。

さーて,職を探さなくては。